事業承継コラム

事業承継をする意味

先日、某社長からこんなお悩みを吐露されました。

「事業承継を将来的に考え始めたんだけど、今から何をやればよいのだろう?」

こうしたお悩みを聞き、私は「具体的な時期や承継先、承継後どうしたいのかを今のうちから考えていてください。

しかし、承継先のことばかり考えすぎて、肝心の経営を疎かにしないでくださいね」と話しました。中小零細企業の会社は世の中に数百万社あっても、そしていくら事業承継が昨今の社会問題となっていても、現実は「将来いつか考えているんだけど・・」といった漠然とした考えをお持ちなオーナーばかりです。確かにその通りです。実際に、将来的に事業承継を確実に検討している場合もあれば、結局はうやむやになって閉店してしまう場合もあり、後者の場合は非常にもったいない事態だと考えています。これは何も、アドバイザーとかM&Aを手掛けるからお伝えしているわけではありません(立場上、きれいごとばかりではないですが)。今までせっかく紡ぎあげてきたお客様や取引先との人間関係は一朝一夕で築けるものではありませんし、オーナーはお店や会社に対する想いもあるでしょう。そういった想いや信頼関係など、お金には代えられない(実際には代えるのだが)ものを、譲り受け手に引き継ぐことは、社会的価値の損失をあらかじめ予防することになります。店舗や会社を閉じてしまうよりも、もしかしたら引き継いでくれるところがあれば、うまく承継できるに越したことがないわけです。もちろん全ての事業承継がハッピーリタイアになるとは言いません。譲り受け側もボランティアでやっていないので、利害関係もからむし、難しい交渉になる場合もあります。しかし、事業承継を考える場合、譲渡する側・される側どちらかが圧倒的有利で、どちらかが圧倒的不利で進むケースはありえません。どちらも同じくらい譲歩しあいながら進めていくものです。

今後、事業承継をお考えのオーナーにはぜひ肝に銘じて頂きたいことです。

 

>一覧に戻る




貴社に合った事業承継方法が30秒でわかる!診断チャート

お電話でのお問い合わせは、フリーダイヤル:0120-37-4086(みんなフォーバル) 受付時間9:00〜18:00(土日祝日を除く)

  • 簡易株価無料診断
  • M&Aニーズ登録
  • メールでのお問い合わせはこちら
ページの一番上へ