事業承継コラム

物流業界の動向とM&Aについて

一昔前は「いつかはデコトラ!」を目指してトラック乗りになりたいという若者が多かったように思います。もちろん映画の影響があったことは確かですが、最近はめっきり聞かなくなりましたね。
今回は時代の流れに合わせて物流業界に一体何があったのか振り返ってみたいと思います。

物流業界においては1990年に免許制から許可制へ移行し、運賃・料金も許可制から事前届出制へと変更され、その後の法改正では、営業区域規定の撤廃、運賃・料金の事前届出制が廃止されました。
また、2003年には利用運送料金の事前届出制の撤廃、運送取次業の廃止などの改正が行われました。
これにより物流業界の参入障壁がどんどん低下していったことで一般貨物自動車運送事業者は1990年から2007年にかけて1.5倍以上に増加、特に小規模事業者の参入が増える結果となりました。
一方で、荷主企業は多品種少量化やジャストインタイム(JIT)化の必要性が高まり、自前で対応する体制から間接業務を外部へ委託する体制へと移行するケースが増えました。
これは大手事業会社が社内からシステム部門を切り出してソフト開発会社へ譲渡することが増えた流れと同様です。

結果として、ピラミッド型の業界構造がもたらす下請けの低単価化、人件費の高騰、顧客に合わせた大手主導の3PL化等、物流会社には包括的な物流業務対応が求められるようになり、単純な輸送サービスのみでの生き残りが厳しさを増してきているのが現状です。

このような状況下で中小零細企業において生き残りをかけて盛んに検討されているのがM&Aです。
目的としては専門性高めるため、復路の空便を補完するため、というのが多いです。
また、若い経営者の中には業界大手・中堅会社へグループ入りして、資本力やノウハウを生かした自前ではできなかった取り組みを共同で行っている会社も増えています。これは「戦略的子会社化」と言われます。

当社にも運送会社経営者様より多くのご相談がきております。
過去の成功体験にとらわれず、時代の流れに合わせた適切な経営戦略を選択する必要性が高まっている時代においてどのような次の一手をいつ打てばよいのか、まずはお気軽にご相談頂ければと思います。

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